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環境ニュース[国内]

福島第一3号機、6号機、伊方3号機の定期安全管理審査結果を公表

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.11.15 【情報源】原子力安全・保安院/2006.11.15 発表

 原子力安全・保安院は平成18年11月15日、東京電力(株)福島第一原発3号機と四国電力(株)伊方原発3号機の第2回定期安全管理審査と、福島第一6号機の第1回定期安全管理審査について、(独)原子力安全基盤機構から報告された審査結果に対する保安院としての評定結果をまとめ、公表した。
 定期安全管理審査は原発設置事業者が実施した定期事業者検査の実施組織、検査方法、工程管理、検査にかかわる教育訓練など−−の品質保証・保守管理に関するルール300項目以上への適合性について、(独)原子力安全基盤機構が抜き打ち的手法も使って審査。審査結果を国が「A(不適合事項がなく、品質マネジメントシステムが機能)」、「B(軽微な不適合があるが品質マネジメントシステムは機能)」、「C(重大な不適合ありで品質マネジメントシステム機能していない)」3段階で評定を行うとしている。
 今回発表分の総合評価では、福島第一3号機、6号機については、改善が必要と判断された事項がそれぞれ1件みつかったとされが、総合評価は「評定B」と判断された(注1)。また伊方3号機は改善が必要と認められる事項が2件みつかったが、審査期間中に是正処置が完了し、「評定A」と判断された。

(注1)福島第一原発では可燃性ガス濃度制御系などの流量計設計図書の誤りなどが判明し、東電の全原子力発電所で計器の再点検が行われている。【原子力安全・保安院】

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