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環境ニュース[国内]

地域の廃水管理ガイドライン作成などを議論 UNEP主催の海洋汚染対策ワークショップ

地球環境 海洋汚染】 【掲載日】2001.10.04 【情報源】環境省/2001.10.01 発表

 アジア太平洋地域で実施されるべき、陸上起因の廃水による海洋汚染対策をテーマとした国連環境計画(UNEP)主催の国際ワークショップが、2001年9月25日から28日まで富山市で開催された。
 今回のワークショップは、UNEPの「陸上活動から海洋環境を保護するための世界行動計画(GPA)」に基づく活動の一環として、世界の8か所で実施される地域ワークショップの1つ。アジア太平洋地域では、海洋沿岸の都市などの人口集中地域から、生活廃水や工場廃水が未処理のまま流入することによる海洋汚染が重要な問題となっている。
 今回のワークショップには、10か国の行政担当者、研究者などが出席し、(1)廃水管理のための地域ガイドラインの作成、(2)下水管理のための革新的技術の普及、(3)国、地方自治体、産業界を含む協力関係の構築−−などについて議論が行われた。
 その結果、この3つのテーマについてさらに検討を継続する必要性が示され、検討グループを設立するなどの勧告案を取りまとめられた。なおこの勧告案は、今後各国と最終調整のうえ、正式に決定される予定。【環境省】

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