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環境ニュース[国内]

グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンに入荷の二酸化ウラン粉末 約32キログラム分が運搬物確認申請書記載漏れ

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.11.10 【情報源】原子力安全・保安院/2006.11.09 発表

 GE、東芝、日立の合弁会社・(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(神奈川県横須賀市)は平成18年11月7日、さる10月19日に米国から入荷した二酸化ウラン粉末の中に、運搬物確認申請書の記載に漏れたものが含まれていたと原子力安全・保安院に報告した。
 10月19日に同社に入荷した二酸化ウラン粉末は、輸送容器90基分の約40トン。入荷後に重量確認を進めたところ11月6日に1基のウラン粉末輸送容器の中に、運搬物確認申請書から記載のもれたウラン粉末約32キログラムが収納されていることが判明したという。
 同社は、発送元である米国のメーカーの出荷確認の不備が原因ではないかとの見解を示したが詳細は調査中。また、今回の輸送は国から承認された輸送容器のウラン粉末収納上限を超えていないことから、安全上の問題はないと説明している。
 なお、報告を受けた保安院は、核燃料物質の適正輸送遺の観点から同社に遺憾の意を示すとともに、残っている未開梱の輸送物の早急な確認と原因究明・再発防止策の策定を指示する文書を同社に送付した。【原子力安全・保安院】

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