一般財団法人環境イノベーション情報機構
炉心シュラウドき裂補修工法についての安全性報告書を妥当と判断
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.10.04 【情報源】原子力安全・保安院/2001.10.02 発表
原子力安全・保安院では、福島第二原子力発電所3号機炉心シュラウド(炉心の外側にある円筒形のステンレス製構造物)のき裂の補修について、東京電力(株)から平成13年10月1日付けで提出された報告書について、妥当なものであるとの判断を示した。この報告は、東京電力からいったん提出された、き裂についての原因と対策を説明した報告書中、再発防止対策欄に記載されたタイロッド工法による補修について、原子力安全・保安院が追加報告を求めたことに応え提出されたもの。
(1)タイロッド構成部品の耐食性、構造の妥当性、強度や耐震性、(2)既存の施設、設備に与える影響や原子炉一次冷却材の流れへの影響−などについて、問題がないと報告されている。【原子力安全・保安院】