高レベル放射性廃棄物地層処分のための基礎技術を研究する研究者を募集

【エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.10.02 【情報源】資源エネルギー庁／2001.10.01 発表

　資源エネルギー庁では、平成１３年度「地層処分重要基礎技術研究調査」を（財）原子力環境整備促進・資金管理センターに委託して実施するにあたり、この調査で、高レベル放射性廃棄物の地層処分の重要基礎技術について研究を実施する研究者を公募している。
　公募の対象は国公私立大学や大学共同利用機関に常勤の研究者で、（１）深部地下環境の地質及び地下水を評価するための技術開発、（２）岩盤の長期安定性を予測するための評価手法の開発、（３）圧密ベントナイト中の核種移行挙動に寄与する間隙水に関する基礎研究、（４）強アルカリ性環境下でのベントナイトの劣化挙動に関する基礎研究、（５）処分環境における強アルカリ性地下水による多重バリアシステムへの地球化学的影響評価、（６）深部地下環境下での天然有機物の存在形態と核種移行への影響評価、（７）核種の錯体形成や吸着に及ぼす天然有機物の官能基・吸着サイトの不均質性の影響−−の７つの分野のいずれかのテーマで研究を実施する者。
　なお採択された場合、支給される研究費は５００万円以内。申請書類の提出期限は平成１３年１０月１９日まで。【資源エネルギー庁】