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環境ニュース[国内]

2次募集による補助対象事業22件を決定、荷主企業と物流事業者によるCO2削減普及事業

大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.09.29 【情報源】国土交通省/2006.09.28 発表

 グリーン物流パートナーシップ会議(主催:社団法人日本ロジスティクスシステム協会、(社)日本物流団体連合会、経済産業省、国土交通省、協力:(社)日本経済団体連合会)は平成18年9月28日までに、物流改善によるCO2出削減の取組み22件を同会議の第2次補助対象事業とすることを決めた。
 この補助事業は、CO2排出量削減が見込まれる荷主企業と物流事業者の協働による物流改善策のうち、(1)内容に新規性のある取組みへの補助(モデル事業)、(2)モーダルシフトなど普及が望まれる取組みへの補助(普及事業)を行うもの。
 「モデル事業」については、経済産業省の補助制度「グリーン物流パートナーシップモデル事業費補助金」により、1事業あたり1億円を上限として補助対象事業経費の2分の1が補助されるほか、「普及事業」には、NEDO技術開発機構の補助制度「エネルギー使用合理化事業者支援事業」により、1事業あたり5億円を限度として対象事業経費の3分の1が補助されるとしていた。
 今回決定した22件はいずれも「普及事業」としての採択で(注1)、内容は(株)日立物流が申請した「トラック輸送から貨物鉄道輸送への切り替え」、(株)INAXが申請した「私有20フィートコンテナによる名古屋〜北海道間のモーダルシフト」など。

(注1)モデル事業の採択案件4件は18年9月6日までに決定済み。【国土交通省】

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