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環境ニュース[国内]

「食品残さ利用飼料の安全性確保ガイドライン案」への意見募集結果公表

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2006.08.30 【情報源】農林水産省/2006.08.30 発表

 農林水産省は平成18年7月18日から8月17日まで実施していた「食品残さ利用飼料の安全性確保のためのガイドライン案」への意見募集の結果をまとめ、18年8月30日に公表した。
 このガイドライン案は、食品残さを利用した飼料の製造が急増している状況の中で、飼料の安全性確保策を具体的に示すことにより、品質の水準を保つことを目的としたもの。
 食品残さの安全性確保策として、(1)原料収集時などでの異物の分別徹底、(2)原料排出元の責任明確化、(3)飼料原料としての品質確保の努力を規定した原料排出元との契約締結、(4)原料排出元での契約遵守の確認−−などを示したほか、他業種からの新規参入業者を念頭に置き、食品残さを利用した飼料についての「飼料安全法」の主要規制を記載していた。
 意見募集中に寄せられた意見は11通。
 意見にはたとえば、「『事業系食べ残しは、原則として使用しないことが望ましい』と記載し否定することは、事業系食べ残しを有効活用しようとする関係者の努力を踏みにじるものである」という内容があり、この意見に対しては、「食べ残しは、調理残さに比べ有害なものが混入する可能性が高いことから、原案のような記載としたが、前後の関係を考慮し、記載内容をより具体的なものに修正する」という対応方針が示されている。【農林水産省】

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