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環境ニュース[国内]

東北電力、女川1〜3号機の配管点検結果、配管肉厚管理法見直し結果などを保安院に報告

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.08.23 【情報源】原子力安全・保安院/2006.08.21 発表

 東北電力(株)の女川1・2号機で、著しい配管の減肉が確認された問題への対応策として実施されていた、同1〜3号機の配管点検結果と、減肉の原因調査結果、配管肉厚管理方法の見直しについての報告書が平成18年8月21日までにまとまり、東北電力から原子力安全・保安院に提出された。
 1〜3号機の点検結果では、1・2号機で見つかっていた3か所の減肉に加え、2号機で新たに1か所の減肉が確認されたことが報告された。
 既知の3か所の減肉原因としては、それぞれ、設備の間欠運転により湿潤・乾燥を繰り返したため(1号機原子炉隔離時冷却系配管)、調節弁出口側で圧力が急激に下がり、発生した気泡が消滅する現象が起きたため(1号機復水系配管)、流れの影響で配管内面の腐食が加速されたため(2号機スチームコンバータ系A系配管)という内容があげられたほか、配管肉厚管理方法の見直しについては、減肉監視対象箇所は全数点検を行うこと、初回測定時期を5年以内とし、2回目以降も余寿命が5年を上回る場合は必ず5年以内に測定することなどが報告された。
 なお報告を受けた保安院はこれらの内容について「妥当」であるとの判断を示している。【原子力安全・保安院】

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