一般財団法人環境イノベーション情報機構
国環研、紫外線の健康影響・防御策を解説した冊子・かるたを作成
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2006.07.06 【情報源】国立環境研究所/2006.07.03 発表
独立行政法人国立環境研究所地球環境研究センターは、東海大学総合科学技術研究所佐々木政子教授の執筆・監修により、紫外線の健康への影響などを解説した冊子『絵とデータで読む太陽紫外線−太陽と賢く仲良くつきあう法−』と『太陽と紫外線かるた−太陽と賢く仲良くつきあうために−』をこのほど刊行した。同センターではこれまでにも、全国の有害紫外線観測機関16機関が参加する「有害紫外線モニタリングネットワーク」の構築など、紫外線に関して研究機関としての専門性を活かした情報提供に取り組んできたが、今回の冊子とカルタは、同センターへに寄せられた一般からの問い合わせの中で、紫外線に関する質問が多いことから、新たに作成されたもの。
このうち冊子『絵とデータで読む太陽紫外線』は、紫外線の科学的特性、計測方法、健康への影響、防御方法などをカラー図表を多く使ってわかりやすく解説したもので、ページ数は124ページ。大きさはA5版。地球環境研究センターの出版物のページから閲覧やダウンロードによる入手が可能。
一方、『太陽と紫外線かるた』は紫外線の健康影響や防御方法を、子どもたちがカルタ取りをしながら理解できるように工夫したもの。18年7月22日に開催される国立環境研究所の「夏の大公開」で、このかるたを使ったかるた大会が実施されることになっている。【国立環境研究所】