一般財団法人環境イノベーション情報機構
「グリーン物流パートナーシップ会議」第4回会合を経団連ホールで開催へ
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.05.26 【情報源】国土交通省/2006.05.26 発表
経済産業省、国土交通省、(社)日本物流団体連合会、(社)日本ロジスティクスシステム協会は、「グリーン物流パートナーシップ会議」第4回会合を06年6月19日に東京・大手町の経団連ホールで開催する。「グリーン物流パートナーシップ会議」は、現行の地球温暖化対策推進大綱に基づいた対策を講じても、2010年時点の排出量が目標値を大きく上回ると予測されたことを踏まえ、荷主と物流事業者の物流面でのパートナーシップを拡大し、物流分野におけるCO2排出量削減策の強化をめざすもの。
(1)荷主・物流事業者による具体的なパートナーシップ・モデル事業の計画策定、支援、評価、(2)荷主と物流事業者によるパートナーシップ事業によるCO2排出量算定手法の策定と標準化、(3)パートナーシップ優良事例(ベストプラクティス)の普及広報−−などに取り組んでいる。
今回の会合では、モーダルシフトなどの幹線物流効率化に向けた取組事例み、都市機能を支えるライフラインとしての都市内物流の環境負荷低減の取組みを紹介する。
具体的なプログラムとしては、花王(株)ロジスティクス部門部長の関根史麿氏による基調講演「SCM(注1)による物流効率化の試み」、国土交通省政策統括官・杉山篤史氏による「都市内物流のグリーン化と新たな施策展開」、協同組合元町SS会事務局長の山田義人氏による「元町共同配送の取組み」、三菱地所(株)都市計画事業室副理事の水口雅晴氏による「不動産企業からみた都市内物流対策のあり方」などが予定されている。
この会合に参加を希望する企業は、開催日までに会員登録を完了した上でグリーン物流パートナーシップ会議のホームページより申し込む必要がある。なお1企業からの参加は原則1名まで。
(注1)サプライチェーンマネジメントの略。原材料調達から顧客への商品提供までの資材と製品の流れを効率化する管理手法。【国土交通省,経済産業省】