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環境ニュース[国内]

愛媛県伊方町でのプルサーマルシンポジウムのプログラム決定

エネルギー 原子力】 【掲載日】2006.05.25 【情報源】原子力安全・保安院/2006.05.24 発表

 資源エネルギー庁と原子力安全・保安院の主催で、2006年6月4日に愛媛県伊方町町民会館大ホールで開催されるプルサーマルシンポジウムのプログラムが06年5月24日までに決定した。
 プルサーマルは、プルトニウムとサーマルリアクター(軽水炉)の2つの言葉を合わせた造語で、使用済み燃料を再処理して取り出したプルトニウムとウラン燃料を混ぜたMOX燃料を軽水炉で利用することを指す。
 今回のシンポジウムは、四国電力(株)が2010年度までをめどとして計画している伊方3号機でのプルサーマル実施計画に関連して、国が06年3月28日に同号機の原子炉設置変更許可を行った機会を捉えて、伊方発電所立地地域の人々にプルサーマルについて理解を深めてもらうことが目的。
 プログラムは、経済産業省大臣官房参事官の野口哲男氏による「プルサーマルのエネルギー政策上の必要性について」の説明、原子力安全・保安院原子力発電安全審査課長の佐藤均氏による「伊方発電所3号機の原子炉設置変更許可について」の説明のほか、「プルサーマルの必要性・安全性」をテーマにしたパネルディスカッションから構成されており、パネルディスカッションには、九州大学大学院工学研究院教授の出光一哉氏、筑波大学大学院教授の内山洋司氏、京都大学原子炉実験所教授の山名元氏らが参加する。
 参加希望者は住所、(ふりがな)、電話番号、職業、年齢(以上必須)、プルサーマルに対する意見・質問(任意)を記入の上、06年5月26日までに、郵送、FAX、Web上の特設ページのいずれかで申し込むことが必要。宛先は「プルサーマルシンポジウム」事務局(住所:〒100−8782東京中央郵便局私書箱1057号、FAX:03−3509−9196)。 
 対象者は愛媛県在住の住民600名だが、応募が多い場合は、伊方発電所近くの伊方町・八幡浜市在住者の参加を優先する。【資源エネルギー庁,原子力安全・保安院】

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