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環境ニュース[国内]

東通原子力発電所の原子炉施設の設置変更を許可

エネルギー 原子力】 【掲載日】2001.09.10 【情報源】原子力安全・保安院/2001.09.10 発表

 原子力安全・保安院では、平成12年11月15日付けで東北電力株式会社より申請があった東通原子力発電所での原子炉施設の変更と使用済燃料の処分方法の変更について、平成13年9月10日付けで許可を行った。
 今回申請された変更点は(1)発電所敷地南側の土地を発電所敷地から除外するため、敷地面積を約378万平方メートルから約358万平方メートルに変更する、(2)使用済燃料の再処理委託先の確定について、燃料の炉内装荷前までに行ない、政府の確認を受けるという従来記載された手順に加え、燃料の炉内装荷前までに使用済燃料の貯蔵・管理について政府の確認を受けた場合は、搬出前までに再処理委託先の確定についての政府の確認を受けることを可能とするよう追記する−−の2点で、すでに平成13年7月30日付け原子力安全委員会の答申、同8月7日付け原子力委員会答申によっても、変更することに問題がないとの判断がなされている。また、同9月4日付けで文部科学大臣の同意も得ている。
 東通原子力発電所は青森県下北郡東通村に東北電力が1号機を建設中の発電所で、営業運転開始は平成17年7月の予定。【原子力安全・保安院】

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