一般財団法人環境イノベーション情報機構
「花粉症保健指導マニュアル」の18年版を公表
【健康・化学物質 アレルギー】 【掲載日】2006.04.21 【情報源】環境省/2006.04.21 発表
平成18年4月21日までに、環境省が12年から作成している「花粉症保健指導マニュアル」の18年版が完成した。このマニュアルは花粉症についての最新の科学的知見や情報を紹介したもの。花粉症についての知識、花粉についての情報、花粉症に関する政府の取組みを紹介している。
18年版では、このうち花粉情報、花粉飛散状況をリアルタイムで把握できる「花粉観測システム(愛称:はなこさん)」、花粉症に関する政府の取組み解説などについて、情報を更新した。
マニュアルは環境省ホームページからも閲覧できる予定だが、冊子版を希望する場合は、封書に「花粉症保健指導マニュアル希望」と明記の上、返信先を記入し切手(1部240円、2部390円、それ以上は要問合わせ)を貼り付けたA4サイズを封入可能な返信用封筒を同封し、環境省環境保健部環境安全課(〒100−8975東京都千代田区霞ヶ関1−2−2)まで申し込むことが必要。
花粉症はディーゼル排気ガスなどの大気汚染物質の影響によって、一層症状が悪化するといわれており、日本では昭和40年代後半から急に発症の報告が増えた病気。国民のおよそ10数パーセントが花粉症を患者であると推定した研究もある。【環境省】