一般財団法人環境イノベーション情報機構
「公益信託地球環境保全フロン対策基金」設立 助成案件18年5月に募集へ
【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2006.04.18 【情報源】環境省/2006.04.18 発表
経済産業省と環境省は、平成18年3月29日付けで(財)自動車リサイクル促進センターによる「公益信託地球環境保全フロン対策基金」設立を許可した。この基金は、地球環境保全への寄与を目的として、民間団体が実施するフロン類の大気への排出抑制活動に助成を行うために活用される予定。
助成の対象となる活動は、フロン類の大気排出抑制に寄与する(1)シンポジウム、フォーラムなどの開催、(2)教材の作成、配布、(3)環境教育活動、(4)オゾン層保護、地球温暖化防止のためのその他各種活動。
助成案件の募集については、公益信託の受託者である中央三井信託銀行(株)から18年5月中旬頃に18年度募集要項が公表され、募集が開始される見込み。また19年度助成事業の募集も18年度秋から開始される予定。
公益信託は個人や法人が財産や利益の一部を公益活動に提供する場合などに信託銀行に財産を信託し、信託銀行があらかじめ定められた公益目的にしたがってその財産を管理運用し、公益活動を行う信託法にもとづいた制度。主務官庁が監督するとともに、助成にあたっては、学識者らから構成される運営委員会が助成対象事業に関する審査を行いを決定することになっている。【環境省】