交通需要マネジメント（ＴＤＭ）実証実験実施計画９件を先行認定

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.09.06 【情報源】国土交通省／2001.09.05 発表

　警察庁・国土交通省では、公共交通の利用促進や物流の効率化などの交通需要マネジメント（ＴＤＭ）の平成１３年度の実証実験の実施計画を公募していたが、平成１３年９月５日までに計９件の実施計画を認定した。
　この実証実験の制度は、都市圏の公共交通の利用促進や物流の効率化などのＴＤＭを充実することを目的に、平成１３年度から創設されたもの。認定を受けた実証実験については、都道府県警察本部、地方整備局、地方運輸局が連携して支援し、参加事業者が負担する経費の一部を補助するほか、都市圏交通円滑化総合計画の策定にあたって、この実証実験の成果を活用する。
　今回の公募では、全国各地の地方公共団体などから、計２１件の実施計画候補の申請があったが、今回はこれらの候補のうち、２００２年サッカーＷ杯開催時での環境にやさしいバス輸送の活用を視野に入れた、さいたま市の青空バスタウン・モデル事業など、緊急に実施する必要性のある９件について、認定を行った。
　９件はいずれも９月中に実験が開始される予定。【国土交通省、警視庁】