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環境ニュース[国内]

家庭用電気冷蔵庫の消費電力量試験方法に関するJISが改正

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2006.02.01 【情報源】経済産業省/2006.01.31 発表

 平成18年1月31日に開催された、日本工業標準調査会標準部会電気技術専門委員会で、家庭用電気冷蔵庫の消費電力量の試験方法に関する日本工業規格「JIS C9801」の改正が決定した。
 今回の改正は、日本国内で高機能型の家庭用電気冷蔵庫(注1)が広く普及し、従来の規格による試験方法では、消費電力量測定値と実際の消費電力量に大きな差が出るようになってきたことなどを踏まえたもので、測定値を実際の利用実態に合ったものにすることが目的。
 消費電力測定時の(1)冷蔵庫周囲の温度、(2)冷蔵庫の設置条件(壁との距離)を全国の一般家庭の台所の測定結果を踏まえたものに変更したほか、(3)使用条件、(4)冷蔵室の庫内温度設定、(5)ドア開閉数も使用実態に近いものに変更した。
 経済産業省では、WTO/TBT協定(貿易の技術的障害に関する協定)に基づく国内外からの意見聴取手続きや、製造メーカが新JISに基づく消費電力量測定・表示に対応するために必要な期間を考慮し、06年5月1日にこの規格を改正し、同日付けで公示する方針。

(注1)野菜室が氷温室や冷凍室の間にある冷蔵庫や、観音開きドアの冷蔵庫、温度補償用ヒータ、製氷用給水経路凍結防止用ヒータなどの機能を持つ冷蔵庫。【経済産業省】

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