日本原燃が使用済燃料による総合試験の計画書などを保安院に提出

　日本原燃（株）は平成１７年１２月２２日、原子力安全・保安院に「再処理施設アクティブ試験（使用済燃料による総合試験）計画書」と、組織改正に伴い改正を行った「再処理施設試験運転全体計画書」、「再処理施設ウラン試験計画書」を提出した。
　日本原燃再処理施設（青森県上北郡六ヶ所村）は１８年の操業開始に向け、化学試験、ウラン試験と段階的に操業状態に近づけた試験を実施しているところ。
　３つの計画書のうち、「再処理施設アクティブ試験計画書」は、試験運転の最終段階である使用済燃料による総合試験を実施するための計画を示したもので、保安院が１４年８月３０日付け文書で日本原燃に提出を指示していた。
　なお、これらの計画書を受理した保安院は、今後「再処理施設アクティブ試験計画書」の妥当性について、確認を行うとしている。【原子力安全・保安院】