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環境ニュース[国内]

3省がトーメンに化審法遵守を指導 新規化学物質届出違反で

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2005.12.15 【情報源】経済産業省/2005.12.15 発表

 総合商社の(株)トーメンが1995年頃から輸入している「バリソフト222LM」に「化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律化審法)」にもとづく新規化学物質の届け出を行っていなかった物質が含まれていたことが判明したため、環境省、厚生労働省、経済産業省は同社に対し、(1)取り扱っている全化学物質の化審法遵守状況の確認、(2)再発防止のための化学物質管理体制の強化−−を指導した。
 新規化学物質としての届け出を行っていなかったのはα−(2−{N,N−ビス[2−(牛脂脂肪酸アミド)エチル]−N−メチルアンモニオ}エチル)−ω−ヒドロキシポリ(オキシエチレン)=メチル=スルファート。
 トーメンによると、この物質の「バリソフト222LM」中の含有量は約3割。輸入後に衣料用柔軟剤に配合されているが、これまでにその衣料用柔軟剤に関する健康被害は報告されておらず、また同物質は欧米では衣料用柔軟剤の成分として長年の使用実績があるという。【経済産業省】

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