一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

ジメチルエーテルの導入に向けての課題を検討

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2001.08.09 【情報源】資源エネルギー庁/2001.08.08 発表

 資源エネルギー庁では、多様な用途で使用可能なクリーンエネルギーとして期待されているジメチルエーテル(DME)の導入についての報告書をまとめた。
 同庁ではDMEの実用化に向け、平成12年12月に「DME検討会」を発足、DME導入の意義、供給・流通・利用それぞれにおける可能性、保安・技術的課題、導入に向けての考え方などについて検討を行なってきた。
 DMEは、天然ガスや石炭ガスなどを原料とする合成燃料。硫黄分・窒素分を含まないため、燃焼の際の有害物質の発生が少なく、また分解時間が短く、オゾン層破壊・温暖化への影響もないとされている。
 報告書では、導入のための課題として、(1)さまざまな条件の下での安全性の評価、(2)純度・不純物量などのスペック(仕様)の確立と日本提案による国際標準化、(3)LPガスインフラの転用可能性、(4)DME利用技術の開発、(5)法規制の整備、(6)導入支援策の整備−−などを今後も検討していく必要があると指摘している。【資源エネルギー庁】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク