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環境ニュース[国内]

「原子炉格納容器の漏えい率試験規程」技術評価書案への意見募集開始

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.10.03 【情報源】原子力安全・保安院/2005.09.30 発表

 最新の技術的知見を反映した日本電気協会電気技術規程原子力編「原子炉格納容器の漏えい率試験規程」(JEAC 4203-2004)が発行されたことを受け、原子力安全・保安院は原子力安全基盤機構と共同でこの規格の技術評価書案をまとめ、この案について平成17年10月31日まで意見募集を行うことにした。
 発電用原子力設備の使用前検査・定期検査で行われる原子炉格納容器漏えい率試験は、「発電用原子力設備に関する技術基準を定める省令」の解説により、日本電気協会電気技術規程原子力編「原子炉格納容器の漏えい試験規程」に準じて行うことになっている。
 今回の技術評価書案作成にあたっては、原子炉安全小委員会が16年6月にまとめた「民間規格の規制への活用の仕組みと今後の取組について」にもとづき、(1)規格策定プロセスの公正性、公平性、公開性、(2)技術基準や法令上要求事項への対応度、(3)技術基準や法令上要求事項を達成するための具体的手法・仕様の明示度、(4)具体的手法・仕様の技術的妥当性の証明−−の4点を評価。
 その結果としては、(一)規格は日本電気協会規約に基づき、公正性、公平性、公開性を重視して策定された、(二)規格は技術基準の要件と対応がとれている、(三)規格には具体的な手法や仕様が示されている、(四)規程が原子炉格納容器漏えい率試験の方法を定める規程として妥当である−−という結論が示されている。
 意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【原子力安全・保安院】 

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