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環境ニュース[国内]

「温暖化対策CDM/JI事業調査シンポジウム2005」を東京と大阪で開催へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.29 【情報源】環境省/2005.07.29 発表

 環境省は2004年度に実施した、クリーン開発メカニズム(CDM)・JI(共同実施)案件への実施可能性調査の結果を報告するとともに、CDMやJIを実施していくための重要論点を話し合う「温暖化対策CDM/JI事業調査シンポジウム2005」を東京と大阪で開催することにした。
 CDMとJIは、京都議定書に盛り込まれた市場原理を活用した措置「京都メカニズム」の中の制度で、CDMは先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。一方、JIは先進国同士が共同で温暖化対策事業を行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度。
 また実施可能性調査は効果の高いプロジェクト案件の発掘や、CDMやJIに関する国内的・国際的ルールづくりのための情報収集を目的に99年から毎年度実施されているもの。
 東京のシンポジウムは05年8月22日13時から16時30分まで、東京・新宿区のホテルグランドヒル市ヶ谷で、大阪でのシンポジウムは同24日13時30分から17時まで、大阪市北区の梅田スカイビルスペース36Lで開催される。
 いずれも04年度の調査対象となった事業5案件についての結果報告と、報告者を交えたパネルディスカッションを予定している。
 参加希望者は05年8月15日までに(財)地球環境センター「CDMシンポジウム係」(電子メールアドレス:cdm-fs@gec.jp、FAX番号:06−6915−0181)まで、電子メール、FAX、ウエッブ上の参加申し込みページを通じて申し込む必要がある。【環境省】

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