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環境ニュース[国内]

18件目のCDM案件承認 韓国温山での亜酸化窒素分解プロジェクト

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.28 【情報源】経済産業省/2005.07.27 発表

 化学品輸入販売企業のローディアジャパン(株)が経済産業省に申請していたクリーン開発メカニズム(CDM)のプロジェクト「大韓民国温山における亜酸化窒素放出削減プロジェクト」が2005年7月27日付けで「京都メカニズム推進・活用会議」に承認され、日本政府の正式なCDMプロジェクトとなった。
 CDMは各国の削減目標達成のための市場原理を活用した国際的な仕組み「京都メカニズム」の1つで、先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。
 日本政府の正式なプロジェクトとなるためには温暖化対策関連省庁のいずれかに承認申請を提出し、関連省庁が共同で開催する「京都メカニズム推進・活用会議」で承認されることが必要。今回の案件は日本としては18件めの正式CDM案件にあたり、経済産業省がプロジェクトの支援を行うことになっている。
 なお案件の具体的内容は、アジピン酸製造時に副産物として生成される温室効果ガス亜酸化窒素」の熱分解工場を韓国・温山に設置し、その回収・分解するもの。CO2に換算すると年間約915万トン分の温室効果ガス削減が見込まれている。【経済産業省】

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