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環境ニュース[国内]

水生生物による全国の河川水質判定結果 全体の64%が「きれいな水」

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2001.07.25 【情報源】国土交通省/2001.07.24 発表

 国土交通省と環境省が、一般の人々に参加を呼びかけ実施した平成12年度の全国水生生物生息状況調査結果が公表された。今回の調査の参加者は過去最高の88,690人、調査地点は5,639か所にのぼった。
 なお、国土交通省と環境省では、昭和59年度から水生生物調査を実施しているが、これまで調査方法に若干の違いがあったため、平成10年から調査方法を統一することを検討してきた。今回の調査は両省が初めて統一した調査方法により実施したもので、河川に生息する水生生物30種を指標生物とし、参加者は任意の地点でその生物がいるかどうかを調べ水質を判定している。
 調査の結果では、「きれいな水」が全体の64%、「少しきたない水」が20%、「きたない水」12%、「大変きたない水」4%となり、おおむね平成11年度までの調査結果と一致していた。なお、地域的に見ると関東、近畿、中国地方では「きれいな水」が50%未満なのに対し、北陸、東北、北海道、中部では「きれいな水」の割合が70%前後と高い割合を占めていた。【国土交通省】

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