一般財団法人環境イノベーション情報機構
COP6再開会合7月16日にスタート 森林吸収量で対立提案
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.07.24 【情報源】環境省/2001.07.19 発表
2001年7月16日から27日まで、ドイツ・ボンでCOP6再開会合が開催される。今回の会議では(1)途上国問題、(2)京都メカニズム、(3)吸収源、(4)遵守の4つのグループに分けて交渉を進めることとなり、それぞれのグループで共同議長が選出された。また18日までの交渉は、7月19日から22日まで開催される閣僚級折衝に向け、それぞれのグループで論点整理が行われた。
このうち吸収源グループの交渉では、日本・カナダ・オーストラリアが、森林による温室効果ガス吸収量を排出削減分として利用できる上限(キャップ)は政治交渉により国別に設定できるとする方式を共同提案した。一方、EUは、森林管理や先進国間で実施される共同実施(JI)事業で生じる吸収量の利用についても一定の上限を設ける案を提出した。【環境省】