ジェノバ・サミット開幕　開幕前の日・加首脳会談で京都議定書問題協議

【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2001.07.23 【情報源】首相官邸／2001.07.20 発表

　２００１年７月２０日、小泉総理は、イタリア北部の都市ジェノバで開催された主要国首脳会議（ジェノバ・サミット）に出席した。
　ジェノバ・サミットの第１日目は、ロシアを除くＧ７首脳出席による昼食会で幕を開け、午後にはＧ７首脳会合が開催された。
　会合では、各国が構造改革、自由貿易及び経済強調の強化に努め、グローバルな成長に寄与していくことで意見が一致し、日本の構造改革についても各国からの支持が表明された。また、自由貿易の強化の重要性や１１月のＷＴＯ閣僚会議で、新ラウンドを立ち上げるために取り組むことでも意見の一致を見、国際金融システムの強化や重債務貧困国の問題などについても意見交換が行われた。更に終了後、会合の結果を受け、「Ｇ７首脳声明」が表明された。
　なお、小泉総理は、サミット開幕に先立ち、カナダのクレティエン首相と日・加首脳会談を行い、地球温暖化防止のための京都議定書について、米国の参加が望ましいとの認識で一致した。【首相官邸】