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環境ニュース[国内]

17年度ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーンを実施へ

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.05.25 【情報源】国土交通省/2005.05.25 発表

 国土交通省と自動車関係32団体で構成する不正改造防止推進協議会は、6月の1か月間を重点期間として「不正改造車を排除する運動」を「ディーゼル黒煙クリーン・キャンペーン」と連携して17年度も全国展開する。
 ポスター約18万枚の掲示、チラシ約90万枚の配布を行うほか、警察庁、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会などと協力して、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を総計162回全国で実施する。
 街頭検査では(1)窓ガラスへの着色フィルムの貼付、(2)クリアレンズなど不適切な灯火器、(3)基準不適合マフラーの装着による騒音、(4)さし枠取付など二次架装、(5)ディーゼル車黒煙の測定−−に重点を置いて行う。
 不正改造車を見つけた場合、整備命令を発令し前面ガラスに整備命令標章を貼り付けるほか、整備命令に従わない場合には車両使用停止を含む処分を実施する。また、硫黄分濃度測定器で燃料を検査し、不正軽油と判明した場合にも、適正な燃料への入れ替えを命じる整備命令発令などの措置をとる。
 このほか各運輸支局などに迷惑改造車相談窓口「不正改造車110番」と迷惑黒煙相談窓口「黒煙110番」を設置し、一般から寄せられた情報に基づいて、自動車ユーザーに対してハガキを送付し、改善を求める。【国土交通省】

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