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環境ニュース[国内]

オゾン層の監視結果 大気中代替フロン物質の濃度上昇

地球環境 オゾン層】 【掲載日】2001.07.16 【情報源】環境省/2001.07.13 発表

 環境省は、オゾン層保護法に基づき、平成12年度のオゾン層の破壊の状況とCFC(クロロフルオロカーボン フロンの一種)等の大気中濃度の状況、太陽紫外光の状況の監視結果を取りまとめた。
 平成12年のオゾン層の状況としては、低緯度を除いた地域でオゾン全量の減少傾向が著しく、緯度が高くなるほどその傾向が強かった。このような全球的な減少傾向は既知の自然現象では説明できず、報告ではCFC等の大気中濃度が増加したことが主要因であると指摘している。
 ただし、北半球中緯度の平均的な状況を代表する北海道の観測点では、CFCの大気中濃度は横ばいか減少傾向にあり、1,1,1-トリクロロエタンは既に減少傾向を示していた。反面、CFCの代替物質として用いられているHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)やHFC(ハイドロフルオロカーボン)の北海道での大気中濃度は現在、増加傾向にある。【環境省】

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