一般財団法人環境イノベーション情報機構
(株)高永の有機農産物認定小分け業者の認定取消しで聴聞を開催へ
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2005.04.14 【情報源】農林水産省/2005.04.14 発表
有機JASマークがもともとついていなかったレモン、オレンジ、グレープフルーツを小分けしたものに不正に有機JASマークをつけて販売していた(株)高永(神奈川県横浜市)の有機農産物認定小分け業者(注1)としての認定を取消すことについて、関係者の意見を聞くための聴聞が平成17年5月11日に開催されることになり、17年4月14日付けの官報に公示された。(株)高永は15年6月頃から16年9月まで1年以上にわたって、有機JASマークがついていないレモン、オレンジ、グレープフルーツ計約25万個以上を小分けしたものに不正に有機JASマークをつけていたことが、農林水産省と独立行政法人農林水産消費技術センターが17年3月に行った立入検査で発覚している。
今回の聴聞は17年5月11日午前10時から午前11時30分まで、東京・霞ヶ関の農林水産省会議室で実施される予定。
(注1)JAS法では流通過程で有機JASマークなどが付された大口の包装形態から小売り用包装に小分けする場合に、小分け業者自身が大口の包装・容器につけられていたJASマークを再貼付することができるよう、小分け業者の認定を行っている。【農林水産省】