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環境ニュース[海外]

ドイツ、泥炭地保全に関する専門家養成研修プログラムが開始

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2025.04.18 【情報源】ドイツ/2025.04.04 発表

ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省(BMUV)は、メクレンブルク=フォアポンメルン州において実施される大学卒業生を対象に実践的な泥炭地保全に関する専門性を高めることを目的とした研修プログラムを支援することを公表した。
これは自然気候保護行動プログラム(ANK)の枠組みで実施されるもので、連邦政府から約3400万ユーロが拠出される。
このプログラムは、メクレンブルク=フォアポンメルン州環境・自然保護・地質庁(LUNG)に設置された泥炭地専門家養成研究所が企画・運営を担当し、研修生は期間中、州政府に雇用される。
理論研修はグライフスヴァルト大学が担当し、実地研修は水利組合や行政機関、事業実施者、計画事務所など様々な現場で実施される。
また、ドイツ・バルト海自然保護財団も協力機関として参加する。

プログラムは2025年春学期から開始され、2031年までに約60名以上の認定泥炭地専門家が養成される見込みである。
研修生間および現場との継続的な交流のためにオンラインプラットフォームが整備されるほか、将来的には卒業生向けのネットワークや交流の場も構築される。

【ドイツ連邦環境・自然保護・原子力安全・消費者保護省】

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