アメリカエネルギー省、自動車部門の中小製造業者のEV転換を支援

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2024.09.02 【情報源】アメリカ／2024.08.15 発表

アメリカエネルギー省（DOE）は、中小の自動車関連製造業者の電気自動車（EV）及びその部品製造への転換を支援するため、5,000万ドル 助成すると発表した。
助成対象は、ミシガン、オハイオ、インディアナ、ケンタッキー、テネシー、イリノイの 6州 で、いずれも就業人口中の自動車関連部門就業者の割合が高い。
州は助成により、中小の自動車関連製造業者のEV向け設備更新と雇用の維持を支援する。

米政府は、自動車製造部門の雇用の維持確保と部門のEV化の両立を図るべく、インフレ抑制法に基づき総額 20億ドル の「米国内の生産への転換に対する助成金プログラム」を進めている。
すでにゼネラルモーターズなど 8社 に 17億ドル を助成しており、今回は特に中小事業者を対象としている。
DOEはまた、産業訓練アセスメントセンタープログラム（ITAC、旧IAC）による 150万ドル の支出を発表した。
中小製造業者のEV製造部門への移行を助言・支援する団体の手引書作成を助成する。

【アメリカエネルギー省】