一般財団法人環境イノベーション情報機構
気候と大気浄化の国際パートナーシップ、短寿命気候汚染物質削減のための新たな取組を発表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2024.03.12 【情報源】国連/2024.02.24 発表
短寿命気候汚染物質(SLCPs)の削減を目指す「気候と大気浄化の国際パートナーシップ」(CCAC)はケニアのナイロビで閣僚級会合を開催し、さまざまな統合的イニシアティブを新たに導入してメタンなど短寿命気候汚染物質の削減を加速することにより、気候変動、汚染、生物多様性損失への対処を強化していくことを確認した。会合の概要は以下の通り。・地域協力、民間部門の参加、データ主導の政策行動、資金調達などの推進のためのプラットフォーム「クリーンエア・フラッグシップ」の立ち上げ
・「世界メタン誓約」や「モントリオール議定書キガリ改正」に従った排出削減への各国の取組の強化の確認
・SLCPs排出削減のための資金調達と効果的な政策実施の進捗状況の報告
・使用済み大型車の環境影響に関する報告書の公表
CCACは160を超える国、国際機関、NGOが参加するパートナーシップで、短期的な温暖化抑制と大気浄化に即効性があり削減コストも安価なメタン、ブラックカーボン、ハイドロフルオロカーボン類(HFCs)などのSLCPsの削減に取り組んでいる。
【国連環境計画】