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環境ニュース[海外]

仏独政府、相互の国の鉄道が乗り放題となる乗車券を若者6万人に無料で配布

大気環境 交通問題】 【掲載日】2023.06.28 【情報源】フランス/2023.06.10 発表

仏独両政府は、若者6万人に互いの国の鉄道網を無料で利用できる乗車券「仏独パス」を配布する。この乗車券で18歳から27歳までの若者、仏独それぞれ3万人は、2023年7月1日〜12月31日の間の7日間、互いの国の全国の鉄道網を無制限に利用できる。互いの文化に触れ、人々と交流して相互理解を深められるよう、滞在先や日程などは利用者が自由に決められるという。
仏独パスは両国の友好関係の基盤となったエリゼ条約の締結60周年を記念して実施されるもので、2023年1月の仏独閣僚会議で仏大統領と独首相が発表していた。加えて、鉄道は仏政府がかねてより大気汚染物質騒音、渋滞など環境負荷が大きい自動車に代わる交通手段として推進しており、ボーヌ交通担当大臣は、「仏独パスは仏独の友好を祝うとともに、鉄道が標準的交通手段として活用されるよう取り組むもの」だとして、若者にこの機会をとらえ乗車券を予約するよう呼びかけている。
【フランス環境省】

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