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環境ニュース[海外]

軽飛行機騒音に関する2002年の報告書

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2002.11.29 【情報源】フランス/2002.11.20 発表

 フランスの軽飛行機騒音に関する2002年の報告書が、WEB上で公表された。この報告書は全国騒音会議委員のクロード・ラミュール氏を代表とする作業部会により作成された。報告書は、2002年7月にエコロジー持続可能な開発省のロズリン・バシュロナルカン大臣に提出されている。
 作業部会の目標は、ヘリコプターの騒音問題など、将来の規制の基本となるような軽飛行機管理に向けた提案を策定することにある。業務用飛行、曲芸飛行などはこの報告書では扱われず、今後の検討対象となる。
 作業部会は、環境担当省、青年文化省、DGAC(民間飛行統括局)、SFA(フランス音響会社)、空港騒音対策協会の代表などから構成されていた。作業部会では、同じテーマを扱ったこれまでの作業部会の検討内容や残された問題を検証した後、飛行場管理者、利用者、議員、近隣住民に聞き取り調査を実施。また、消音装置やプロペラのメーカー、スポーツ連盟などの関係者とも協議を行った。航空機、航路、被害の評価、飛行場周辺の都市化などのテーマについても取り上げた。
 報告書はおそらく、調査委員会の対象となり、2002年11月の全国騒音会議の総会で承認される予定。
 併せて、同日、エコロジー持続可能な開発省は、運輸騒音対策分野における公共機関の義務と権限に関する総合的な資料集をWEB上で公開した。新規の大規模なインフラ整備や既存のインフラの大規模な改修に伴う騒音、地上輸送騒音の分類、飛行場周辺騒音影響計画、飛行場周辺防音支援措置、工事現場騒音などに関する情報をプレスリリースのページからダウンロードすることができる。
【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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