近隣騒音に関する規則適用問題に関する報告

【大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2002.07.02 【情報源】フランス／2002.06.21 発表

　2001年1月に環境国土整備省に提出された「近隣騒音に関する規則適用問題に関する報告」がＷＥＢ上で公開された。
　この報告書は、リヨン都市地域エコロジーディレクター、全国騒音会議委員リッテール博士が座長を務めるワーキンググループにより作成された。
　ワーキンググループの目標は、近隣騒音対策の向上を目指して設定された。
　近隣騒音は、原因と形態が多様であることから、ますます住民から批判されている。近隣騒音は、音楽音量の大きい施設に関連する1992年の12月31日の法律、1995年4月18日のデクレ、1998年12月15日のデクレで規制されている。
　ワーキンググループでは、社会的変化を考慮し、行政が担当する苦情処理、予防対策の限界、建築関係の問題、夜間活動に伴う問題等について検討した。また、この件について、40の具体的な活動を提案した。
　なお、報告書は騒音全国会議で承認され2002年1月環境国土整備省に提出されている。40件の提案の実現に向けて引き続き検討するため、委員会が設置されている。【フランス環境・国土整備省】