アメリカエネルギー省、メキシコ湾原油流出に関する詳細情報を一般公開

　アメリカエネルギー省（DOE）は、メキシコ湾の海底油田爆発事故で、機能不全を起こした原油流出防止装置に関し、この装置の圧力試験や診断結果などのデータを、オンラインで閲覧できるようにすると発表した。透明性を重視するオバマ政権の方針にのっとって公開される。
　DOEのチュー長官は、データを広く公開して、一般の国民にもできる限り情報を提供するとともに、外部専門家がBP社や政府と同じ情報を入手し助言できるようにするという。
　チュー長官は、「透明性は国民の利益になるだけでなく、科学的プロセスの一部でもある。第三者の立場にある科学者やエンジニアが情報を検討し、各々の結論を出せるようにしたい」と述べた。
　この情報は、でアクセスできる。新しいデータを加えて間もなく更新される予定。【アメリカエネルギー省（DOE）】