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環境ニュース[海外]

イギリス省庁改革 環境・食料・地方事業省発足

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2001.07.11 【情報源】イギリス/2001.06.14 発表

 ブレア首相は、総選挙に続き、政府省庁の業務改革および内閣の大幅な改革を発表。
 これまで環境政策は「環境・運輸・地域省」が担当してきたが、新たに、農業・漁業をも取り扱う「環境・食糧・地方事業省(Department for Environment, Food and Rural Affairs;DEFRA)」が発足し、同省が担当することとなった。
 このため、旧環境・運輸・地域省の環境保護部(The Environmental Protection Group)、飲料水検査部(The Drinking Water Inspectorate)、野生動植物・地方地域部(The Wildlife and Countryside Division) は、環境・食糧・地方事業省に統合されることとなった。なお、環境・食糧・地方事業省には、旧農林水産省の全ての事業と、内務省の動物保護、狩猟関連の業務も移管された。
 環境・食糧・地方事業省の大臣にはマーガレット・ベケット(Margaret Beckett)氏が任命された。ベケット大臣は、記者会見において、環境・食糧・地方事業省はイギリス国内外を問わず持続可能な開発を推進すべく重要な役割を担っていると述べ、同省の目的として、生活の質を向上させるために以下の事項を促進すると述べた。
1)よりよい環境
2)地方経済とコミュニティの繁栄
3)野生動植物の多様化と豊富化
4)田園地域を全てのものが楽しめる場とする
5)消費者のニーズに合った、持続可能で多様性のある農業と食料産業の推進
 なお、ホームページも下記(関連情報)のとおり移動した。
【イギリス環境・食糧・地方事業省、運輸・地方自治・地域省】

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