フランス環境省　「ノー・マイカー・デー」参加市町村募集

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.07.09 【情報源】フランス／2001.06.25 発表

　９月22日土曜日、４年目の「市街地におけるノー・マイカー・デー」が実施される。市町村選挙のため、今年の参加申し込みは遅れたが、６月１８日には、66の市町村が参加申し込みをした。環境国土整備省は、申請の期限を６月30日とした。
　「市街地におけるノー・マイカー・デー」への参加を希望する市町村へのラベル交付手続きは、次のとおり。まず市町村は、首長署名の書面を地方環境局（DIREN)に送付する。地方環境局は申し込み書類の技術的な審査を行う。次に環境国土整備省が、市町村にラベルを交付する。ラベルの交付は、７月20日までに行われる。
　なお、1998年、フランス環境国土整備省の発案により設立された「市街地におけるノー・マイカー・デー」は、自動車ユーザーとの争議を目的としたものではない。これは車の過剰使用に関連するリスクや経済インパクトに関する啓蒙的企画である。この企画は、議員や市民に、市街地交通問題を自問する機会を与え、新たな解決策をテストする。1999年、第２回目の実施からすでに「ノー・マイカー・デー」は欧州での実施となり、160の町が参加。
ヨーロッパ中の各地で、ノー・マイカー・デーが組織された。2000年には、８００の街、７０００万人が参加した。【フランス環境・国土整備省】