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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省 農村での太陽光発電を促進

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2001.07.04 【情報源】ドイツ/2001.06.20 発表

 連邦環境大臣トリッティン氏は、ウンターフランケン地方Volkach-Dimbachの農場における新しい統合的な太陽光発電施設の建設を助成する。そのために、連邦環境省の、環境負荷削減のための投資プログラムから36万マルク(1800万円)を支出する。同氏は、この計画によって、連邦政府が再生可能エネルギーを促進することにより、農業者も収入源を得ることができること、農業もエネルギー構造の再構築・気候変動防止に寄与することができることが示されるであろうと述べた。
 Albrecht Beck社は、農業経営に用いられている3つの建物の屋上に太陽光発電供給施設を設置する。ここには新しく開発されたインバータースイッチがインストールされ、施設の能力を向上させる。既存の施設についても、新しいインバータースイッチを導入するようシステムアップすることが考えられよう。つくられた電気は、供給網に流され、再生可能エネルギー法により1キロワット時99ペニヒ(49円)の補助を受けることができる、
 この施設は、将来的には当該自治体(Dimbach)に必要な電気の全てを再生可能エネルギーでまかなおうとするDimbachのプロジェクトの一部をなす。
 農業経営場は、その立地・屋根の大きさからして効率的な太陽光発電に適しているが、この新たな太陽光発電施設は、今後の取組みのモデルとなろう。【ドイツ連邦環境省】

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