一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

EPA 排気系統の整備情報の改善を提案

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.07.02 【情報源】アメリカ/2001.06.14 発表

 EPAは、軽量自動車および重量トラックに係る、排気系統の整備情報に関する要求事項の改正を提案している。
 今回の改正案は、軽量自動車の整備・修理といったアフターサービスを行う際に、それに必要な情報へのアクセスをより容易にしようとするものである。具体的には、インターネットによる整備情報の提供、アフターサービスの実施者による排出系統の整備情報へのアクセスの承認、といったことが考えられている。
 また、この改正案では、搭載型診断システム(on-board diagnositic(OBD)system)を設置している自動車において、排出系統の問題が発生した場合、アフターサービス実施者用の、分析スキャン・ツールの性能の改善についても盛り込まれている。
 搭載型診断システムは、自動車の汚染コントロール装置が正常に機能していない場合にそれを運転者に知らせるシステムである。その設置は、1996年モデル以降、全ての旅客用自動車について義務づけられているが、これが2005年モデル以降の重量級自動車についても義務づけられることになる。
 自動車およびトラックの整備にあたって、修理を行う者は、搭載型診断システムを活用するため、自動車およびエンジン製造業者によって作成された、排気系統の整備情報にアクセスしなければならない、とされている。【EPA】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース