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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省 デポジット制度拡大を貫徹の意向

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.06.29 【情報源】ドイツ/2001.06.14 発表

 ドイツ連邦与党は、6月22日にデポジット制度を拡大する法案を連邦議会で採決する予定である。
 ドイツ政府は、缶・ワンウェイ容器についてデポジット制度を導入することを2001年3月18日にEU委員会に告知したが、EU加盟国は、3ヶ月の間、これに対して意見表明をすることができる。実際にフランス等が意見表明を行ったため、EU法により、さらに3ヶ月間、意見表明期間は延長される。この間、当該改正法(本件では容器包装リサイクル令)は、施行することができない。
 連邦野党(キリスト教民主同盟、キリスト教社会同盟)は、フランス等の意見表明を受けて、22日に予定されている連邦議会での採決は、不可能となった、と主張している。これに対して、連邦環境省スポークスマンSchroren氏は、改正法令は2002年からの施行を予定するものであり、意見表明手続の期間も、法案を審議・採決すること自体は何ら問題ない、と反論している。また、連邦環境省は、いくつかの加盟国から提出されている法案内容に対する疑義についても、根拠のないものとしている。【ドイツ連邦環境省】

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