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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦環境省 海上の風力発電を推進する意向

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2001.06.28 【情報源】ドイツ/2001.06.14 発表

 連邦環境省は、気候変動防止にも資する海上の風力発電を推進する意向である。ただし、海上の風力発電利用には、技術的・経済的・法的不確実性が存するので、自然保護、環境保護に配慮しつつ、段階的に進めてゆく予定である。同省のシナリオによれば、2030年までに、陸上・海上の風力エネルギー供給は、全体で36000ないし42000メガワットに達しうる。これは、年950億ないし1100億キロワット時の発電を意味する。これにより、2030年には、電力供給の5分の3を風力発電が占めることが可能になる。これは、昨年のドイツの原子力発電所の発電量に相当する。
 まず、2003年までの準備段階では、適切なオフショアサイトの位置等に関する研究を行う。続いて、2003年ないし2004年から始まるスタート段階では、最初の風力パーク(そこには40以内の施設が建設される)を建設する。続いて、2010年までの第一建設段階では、3000メガワット分の施設を建設する(年100億キロワット時の発電)。2030年までの第二建設段階では、2万ないし2万5000メガワット分の施設を建設する(年700億ないし850億キロワット時の発電)。これは、現在計画されている年950億ないし1100億キロワット時の発電のおよそ4分の3にあたる。【ドイツ連邦環境省】

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