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環境ニュース[海外]

EPA 自主的ディーゼル改良プログラムにトラック等13,500台が参加

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2001.01.25 発表

 EPAは、州および地方政府と産業界とのパートナーシップを通じて、ディーゼルトラックおよびバスを浄化するというコミットメントを、1月1日までに全米から13,500台分受理した。昨年3月に設定した1万台という当初の目標を上回った。こうしたエンジンの改良によって、大気から年間1万5,000トン以上の有害汚染物質を除去することができる。
 EPAの自主的ディーゼル改良プログラム(Voluntary Diesel Retrofit Program)は、地域にクリーンで健全な大気をもたらす改良プロジェクトの実施を目指し、産業界、住民団体ならびに州および地方政府の間のパートナーシップの構築に役立つ。参加都市は、ボストン、ニューヨーク、シアトルおよびワシントンDC、ならびに、ニュージャージー州およびカリフォルニア州など。
 典型的な旧型のディーゼルトラックまたはバスは、年間約8トンの汚染物質を排出している。大型ディーゼル自動車は、連邦全体の粒子状物質(煤煙)の22%、スモッグを引き起こすNOxの15%を排出していることになる。ディーゼル自動車の改良には、粒子状物質、NOxおよび他の汚染物質の排出を削減する排出コントロール装置の設置も含まれている。【EPA】

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