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環境ニュース[海外]

沿岸保全研究所の事業を拡充

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2004.10.01 【情報源】フランス/2004.09.14 発表

 1975年に、傑出した沿岸景観を保全する土地利用政策を導入するため、当時のシラク首相により設立された沿岸保全研究所は、今日、7万ha以上の遺産を管理している。都市近郊や海外県にある、300ヶ所以上の自然地区が、こうして保全されてきた。国内の沿岸部の3分の1を完全に管理するという、沿岸保全研究所の設立当時の目標は、今日、現実のものとなっている。
 2004年、政府は、600万ユーロ(7億8000万円)の特別予算を沿岸保全研究所に割当て、毎年、約2000haのペースで、土地を取得し続けることを可能にする。2005年からは、土地の取得と、環境的・経済的・社会的な価値を高めることを目指し、同研究所に800万ユーロ(10億4000万円)の補足予算が充てられ、2005年の予算は1900万ユーロ(24億7000万円)となる。
 さらに、2005年から、政府は、国の所有する湿地を沿岸保全研究所に割り当てる。また、首相は、沿岸保全研究所の恒久的な財源を確保する手段の可能性について調査を依頼した。
 こうして増え続けるビジターを、生物的・景観的価値の高い自然地区に受け入れることが可能になる。沿岸保全研究所と地方公共団体は、年間3000万人を受け入れるこれらの地区を管理していく。【フランス エコロジー持続可能な開発省】

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