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環境ニュース[海外]

海外県の持続可能な開発について閣議で発表

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.09.07 【情報源】フランス/2004.08.19 発表

 ルペルティエ エコロジー持続可能な開発大臣とジラルダン海外県担当大臣は、海外県の持続可能な開発について閣議で発表した。
 両大臣は、230万人以上のフランス人が居住する海外県について、フランス、地方、欧州、地球レベルで課される特別な責任を強調した。フランスの海外県には、世界のサンゴ礁の20%、無傷の広大な森林があり、欧州のエコシステムの数百倍以上の生物多様性を誇る。
 政府の目標は、世界規模で南北間の連帯を示す役割を果たし、それぞれの地域環境での経験を発信するため、海外県の地方公共団体を「熱帯地域の持続可能な開発の実験室」にすることである。両大臣は、持続可能な開発の支柱を構成する経済、社会、文化分野について、両省が約束する以下のような行動を示した。
●海外県のそれぞれの自治体に、二つの国立公園計画(レユニオンとギアナ)と複数の自然保護地区(TAAF、マイヨット、レユニオン)を含む保護地区ネットワークを形成、
サンゴ礁に関するフランス・イニシアティブ(IFRECOR)の策定
●サンピエールとミクロン、マイヨットなどの海外県で、自治体と共同で水管理政策を実施
生物多様性行動計画の策定(自治体との協議により作成中)
●ギアナにおける不法砂金採集対策。ZEE、 TAAF及びギアナでの不法漁業対策。
再生可能エネルギーの促進に関するプログラム法(2003年7月21日付け)の実施の支援
●伝統的コミュニティーや文化的特殊性への配慮。大都市と海外県の交流基金。【フランス エコロジー持続可能な開発省】【フランス 海外県担当省】

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