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環境ニュース[海外]

アテネ・オリンピック開幕 環境キャンペーンもスタート

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2004.08.30 【情報源】国連/2004.08.10 発表

 アテネ・オリンピックが開幕し、競技者のみならず、開催者にも注目が集まっている。国際オリンピック委員会(IOC)によって、環境への配慮は、スポーツ、文化に続く第三の柱として認知されている。
 UNEPと2004年アテネ・オリンピック組織委員会(ATHOC)は、2004年6月3日に、環境配慮を喚起するための覚書に調印している。UNEPとATHOCにより、ゴミの散乱防止キャンペーンがテレビで放映されており、協議中も続けられる。また、タバコの吸殻のポイ捨てを防止するため、携帯用灰皿4万個が配布された。ATHOCは、環境への取組みと達成状況に関する報告書(会場のアセスメントを含む)も作成する予定である。「アテネでのオリンピックは、オリンピックにおける環境配慮を徹底するよう、他のホスト国の取組みを喚起するものとなろう」とUNEPのテプファー事務局長はコメントしている。
 UNEPは、NGOのアテネ環境財団とも、スポーツと環境に関する教育プログラムや普及啓発について協力している。同財団とUNEP及びATHOCの協力により、アテネの国際空港や地下鉄、テレビなどで環境配慮を呼びかけるメッセージが流されている。
 なお、12日には、UNEPのフォールト広報部長が聖火ランナーとして登場した。【UNEP】

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