欧州委員会　11月からの新委員を公表　環境担当委員はギリシャのディマス氏

　次期欧州委員会委員長のジョゼ・マヌエル・バローゾ氏は、8月12日、11月に発足する新欧州委員会のポスト配分を発表した。
　新たに環境委員となるのは、ギリシャのディマス氏。ディマス氏は、弁護士としてアメリカの弁護士事務所や世界銀行で働いた後、1977年から、ギリシャで国会議員を10期務め、ギリシャの貿易大臣、農業大臣、産業・エネルギー・技術大臣などを歴任している。
　なお、これまで、環境担当だったヴァルストロム委員は、副委員長となり、機構関係・広報戦略を担当する。
　欧州議会の承認を得た後、新欧州委員会は、今後5年間の任期中の政策ビジョンと詳細なプログラムの策定に着手する。【欧州委員会】