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環境ニュース[海外]

EPAバス、重量トラックの規制基準を大幅に厳しく

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ/2000.12.21 発表

 クリントン・ゴア政権は、バス及び重量トラックからの汚染を削減するために新たな基準を発表した。当該基準は歴史的に見ても最も厳しい内容であり、エンジンと燃料の双方を同時に規制する。まず、エンジンの改良により、現在のトラックやバスと比べて95%もクリーンな走行が可能となる。さらに、ディーゼル燃料中の硫黄分を97%削減する。これらの対策により、年間260万トンのNOx、110,000トンのPM(粒子状物質)の放出を防止することができる。
 エンジン製造業者は2007-2010年の間に新基準に移行し、燃料については2006年6月から新基準が実施される。新基準の導入により、新車の価格は1200ドル〜1900ドル(約13万円-20万円)の増額が予想される(トラックの価格は150,000ドル、バスは250,000ドル程)。また、ディーゼル燃料は、1ガロン当たり4〜5セント上昇すると見られている。【EPA】

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