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環境ニュース[海外]

EPA 粒子状物質基準の達成・未達成地域の指定作業を進める

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2004.07.15 【情報源】アメリカ/2004.06.29 発表

 EPAは、6月28日・29日に、州および部族団体に対し、粒子状物質(PM2.5)に係る国の大気質基準の達成・未達成に関して、州などからの勧告に答える通知を行った。これによると、28の州が現在基準を達成している。他方、未達成とされた地域(郡)を抱える州は、基準を達成していないか、または近隣の未達成地域の汚染に寄与している。EPAは、州および部族団体にコメントの機会を与えた後、2004年11月までに、各郡の基準達成の如何に関する最終的な指定を行う予定である。
 粒子状物質に関する基準は1997年に策定されたが、訴訟によりその実施が遅れてきた。2001年、連邦最高裁判所は当該基準を支持し、2002年には全ての訴訟が処理され、EPAがかかる基準を実施することが可能となった。この基準の実施により、毎年数十万件の重篤なぜん息、数千件の早期死が回避されることとなる。【EPA】

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