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環境ニュース[海外]

公共近距離交通に高い環境パフォーマンスを

大気環境 交通問題】 【掲載日】2001.06.01 【情報源】ドイツ/2001.05.22 発表

 ドイツ連邦環境省政務次官Gila Altmann氏は、公共近距離交通も、競争力を持たなければならず、また、同時に、高い環境パフォーマンスを発揮し、社会的な要請にも応えなければならないと、Hannoverで開催されたドイツ交通協会の大会で語った。
 2月に始められた連邦環境省のパイロットプロジェクトが、料金を大幅に値を上げることなく環境パフォーマンスを向上させることができることを示すことになろう。すなわち、最小の排出ガスしか出さないバスを導入し、環境パフォーマンスについての全体コンセプトを起草する事業者には投資支援が行われる。
 Altmann氏は、また、連邦政府は、毎年1500万マルク(7億5000万円)を公共近距離人員輸送に支出しており、その出費が受けいれられるためには、公共交通の環境上のメリットが示されなければならないと語った。連邦環境省も資金援助しているドイツ交通協会の研究「バス、鉄道、自家用車の環境パフォーマンス比較」は、公共近距離交通が人口密集地域における汚染物質、騒音を削減することを示している。

連邦環境省のパイロットプロジェクトに関する情報は→, Referat Z II 4,Alexanderplatz 6, 10178 Berlin
もしくは電子メール :kahlenborn.angelika@bmu.de まで。
パイロットプロジェクトへの申込者は、2001年8月30日までに申請することができる。
【ドイツ連邦環境省】

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