一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

クリスマスにリサイクルを呼びかける

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】イギリス/2001.01.05 発表

 イギリス環境・運輸・地域省は、環境保全のために「やるべきことをやろう(Do your bit)」キャンペーンの一環として、クリスマス後の廃棄物の削減を呼びかけた。イギリスでは、クリスマスパーティーの後に空き瓶3550万本、ラッピングペーパー83km2など多大なゴミが排出される。また、クリスマスツリーやクリスマスカードの廃棄により、250,000トンのゴミが生じる。クリスマスツリーやカードについては、使い捨てだと考えている人も多く、昨年は、カードの10%、ツリーの8本に1本しかリサイクルされなかった。
 このため、同省は、パーティーの後の空き瓶・空き缶、ラッピングペーパーなどについてはリサイクル拠点に持ち込んだり、花瓶や包装紙として自宅で再利用するよう呼びかけている。また、カードについても、民間団体のBoots the Chemistsが店舗に設置しているリサイクル箱に持ち込むことを提案している。クリスマスツリーについては、IKEA店における引き取りシステム(ツリーを返還すると5ポンド=850円の商品券を配布)を紹介するとともに、次からは生きたツリーを買って、利用後は庭に植えることも提案している。
 イギリスでは、「やるべきことをやっていますか?(are you doing your bit?)」キャンペーンが、政府のバックアップにより進められており、今回の提案もこのキャンペーンの一環として行われた。「やるべきことをやっていますか」キャンペーンは、次の4分野に重点を置いている;(1)移動手段を変え、地域の環境汚染を減らそう (2)エネルギー効率を上げ、地球温暖化防止 (3)節水 (4)ゴミの削減。
 キャンペーンでは、著名なコメディアンやDJ、ボクサーがテレビを通じて取組を呼びかける広告なども行っている。【イギリス環境・運輸・地域省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク